今日は英語圏でクリスマスに話題になるアグリーセーターについてご紹介します。
Momやgrannieが愛情をこめて作ってくれたクリスマスセーターが子供の頃はなんだかダサくてきまり悪くクリスマスの日、紙でできた王冠をかぶりアグリーセーターを着なきゃいけなくて、弟と苦笑いしていたなー。大人になってからは受け狙いであえてクリスマスパーティーにアグリーセーターを着ていく。
イギリス人、紳士に見えて意外と関西人のような笑わせ精神!(笑)イギリス人の生徒さんも今年はどんなアグリーセーターを選ぼうかと意気込んでいました。イギリスを中心として英語圏でうわさのアグリーセーターについて紹介します。
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アグリーセーターとは?
アグリーセーター(Ugly Christmas Sweater)とは、その名の通り少し「ダサい」クリスマスのセーターのこと。サンタクロースや雪だるま、トナカイ、クリスマスツリーといったクリスマスのシンボルがふんだんに描かれているものが多く、派手な色合いや、奇抜なデザインが特徴です。最近では「ダサいセーター」であることが逆におしゃれとされ、イギリスを中心とした英語圏では、毎年12月が近づくと各地でアグリーセーターを着てクリスマスを盛り上げるイベントが開催されるほどの一大トレンドとなっています。
アグリーセーターの起源と歴史
アグリーセーターの起源はアメリカやカナダといわれており、1980年代にクリスマスシーズンに合わせたユーモアセーターが販売され始めました。しかし、それがイギリスに伝わり、さらに広がっていったのは2000年代以降のことです。特に、イギリス映画『ブリジット・ジョーンズの日記』で主人公マーク・ダーシーがダサいトナカイ柄のセーターを着て登場するシーンが話題となり、イギリス国内で「ダサさを楽しむ」文化が浸透し始めました。ここからアグリーセーターは徐々にクリスマスの定番アイテムとして確立されていきました。
ブリジットジョーンズの映画のこのセーターは、まさにイギリス人がイメージするアグリーセーターそのもの!おばあちゃんが作ってくれたセーターを思い出す~。
アグリーセーターとイギリス文化
アグリーセーターはイギリスのユーモア文化と深く結びついています。イギリス人は皮肉や自嘲を楽しむことが多く、アグリーセーターもその一環として自分のファッションセンスをあえて「ダサい」ものにするという遊び心が含まれています。また、クリスマスシーズンには家族や友人が集まりパーティーを開くことが多く、アグリーセーターを着て人々を楽しませたり笑わせたりするのは、イギリス人ならではのホリデーシーズンのエンターテイメントなのです。
イギリス人の生徒さんも今年のアグリーセーターはどこで買おうかな~と11月末からそわそわしていました。
うちのイギリス人夫も日本のクリスマスパーティーにアグリーセーターを着ていき、家族を笑わそうとしています。
クリスマス・ジャンパー・デイ(Christmas Jumper Day)
イギリスで毎年12月に行われる「クリスマス・ジャンパー・デイ」は、アグリーセーター文化の一大イベントとして有名です。なぜかイギリス英語では、セーターのことをジャンパーと呼びます。この日は職場や学校でアグリーセーターを着て過ごし、集まった寄付金を慈善団体に寄付します。
特に、慈善団体セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)が主催するものが有名で、イギリス中でアグリーセーターを着た人々が街を彩ります。アグリーセーターはただの流行やお笑いアイテムではなく、子供たちへの支援や福祉活動の一環として社会的な意義を持つのもこのイベントの魅力の一つです。
アグリーセーターの具体例とデザイン
アグリーセーターのデザインは年々ユニークになっており、クリスマスシーズンの注目の的です。ここでは、いくつかの代表的なアグリーセーターのデザイン例を紹介します。
クラシックなトナカイ柄
アグリーセーターの定番といえばトナカイ柄です。白や赤、緑を基調にしたデザインで、トナカイが帽子をかぶったり、鼻を赤くしたりした可愛らしいデザインが多く見られます。トナカイの鼻が実際にライトで光るものもあり、パーティーで一際目立つこと間違いありません。
立体感のあるサンタクロース
セーターの胸元にサンタクロースが大きく刺繍されており、髭や帽子の部分が立体的に作られたものは、まさにアグリーセーターの定番です。サンタがセーターのポケットから顔を出しているデザインや、音楽が流れる仕掛けが施されているものもあります。
クリスマスツリーのセーター
クリスマスツリーに見立てて緑色の生地に様々な装飾が施されたセーターも人気です。キラキラのボールやライトが散りばめられ、まるで歩くクリスマスツリーのような仕上がりになっています。さらに、LEDライトが内蔵されていて、点灯する仕掛けがあるものもあります。
アニメキャラクターとのコラボ
イギリスでは人気のアニメや映画キャラクターとのコラボセーターもよく見られます。例えば、人気キャラクターがクリスマスの帽子をかぶったデザインや、トナカイに扮したキャラクターが描かれたものなど、子供から大人まで楽しめるバリエーション豊富なデザインが揃っています。
アグリーセーターどこで売ってるの?
アグリーセーターはAmazon, Zara, Sheinなどで気軽に購入できます。
英語圏のクリスマスのようにパーティーで敢えてダサいクリスマスのセーターを着てみんなを笑わせるのは、意外とクールかもしれませんね。(笑)
アグリーセーター文化と今後
近年、アグリーセーター文化はイギリスだけでなく、ヨーロッパや北米、アジア諸国にも広がりを見せています。SNSの普及により、ユニークなアグリーセーターを披露する「アグリーセーターコンテスト」や「アグリーセーターパーティー」も増えており、世界的なクリスマスの定番ファッションとして定着しつつあります。
また、アグリーセーターのデザインも変化を遂げており、従来のクリスマスモチーフにとどまらず、時事ネタや社会風刺を取り入れたものも登場しています。例えば、流行しているミームを取り入れたり、気候変動をテーマにしたデザインが施されたものなど、単なる「ダサさ」を超えたメッセージ性の強いセーターも人気を集めています。
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イギリス人夫のアグリーセーター体験談
Momやgrannieが心をこめて作ってくれたクリスマスセーターが子供の頃はなんだかダサくてきまり悪くクリスマスの日、弟と苦笑いしていたなー。
大人になってからは、クリスマスパーティーであえてダサいセーターを着て笑わせて盛り上がっていた。アグリーセーターはイギリスではとても有名な存在。どんなにダサくて笑わせるかが勝負。
SNSでのアグリーセーター事情
ダサかわアグリーセーターまとめ
アグリーセーターは単なる「ダサいクリスマスセーター」を超え、イギリスや世界中の人々に愛されるユーモアとエンターテイメントの象徴となりました。その歴史や文化的な背景、チャリティー活動への貢献、そして環境問題への配慮など、多様な側面を持つアグリーセーターは、クリスマスシーズンの楽しみを一層豊かにする要素となっています。毎年、新しいデザインとともに進化し続けるアグリーセーターは、今後も冬の風物詩として愛されることでしょう。
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