この記事では、評価基準・質問分析・合格する答え方の型まで徹底解説しています。
英検準2級プラスの一次試験に合格した高校生の多くが、次に不安を感じるのが2次試験(面接)です。
- 「何をどこまで話せばいいのか分からない」
- 「英語が止まったら不合格になるのでは?」
- 「準2級より難しいの?」
こうした不安は、とても自然なものです。
しかし実は、準2級プラスの2次試験は“評価の仕組み”を理解すれば、対策しやすい試験でもあります。
この記事では、
高校生が実際に合格するために必要なことだけを、順番に解説します。

英検準2級プラス2次試験の本質とは?

まず知っておいてほしい大切な事実があります。
面接官が見ているのは、次の3点です。
- 質問を理解しようとしているか
- 自分の考えを英語で伝えようとしているか
- 会話として成立しているか

難しい単語や完璧な文法は、評価の中心ではありません。
試験時間・形式・評価の全体像
- 試験時間:約6〜7分
- 面接官:1名
- 内容:
- 音読
- 内容理解の質問
- 意見を答える質問(2問)
評価はスピーキング能力(やり取り・内容・表現)を総合的に見られます。

コミュニケーション能力が重視されているので、一部間違えても、全体ができていれば合格します。
2次試験の流れを「評価ポイント付き」で理解する

① 入室・あいさつ(評価はほぼなし)
ここでは英語力はほぼ見られていません。
- Hello.
- Thank you.
これが言えれば十分です。
② 音読(ここで見られていること)
音読で評価されるのは、
- 完璧な発音の正確さ
- イントネーション
ではありません。
評価されているのは:
- 文の区切りを意識しているか
- 最後まで止まらず読めるか

間違えても焦ってそこで長い間沈黙し止まらないようにしましょう。
③ 内容理解の質問(安全に点を取れるパート)
音読した文章の中身について聞かれます。
例:
According to the passage, why did ~ ?
ここは自分の意見は不要です。
本文の内容を、簡単な英語で言い換えればOK。

一番「失点しにくい」パートなので、確実に取りに行きましょう。
④ 意見を答える質問(合否を分けるメイン)
ここからが本番です。
- あなたはどう思いますか?
- なぜそう思いますか?
正解・不正解はありません。
見られているのは、答え方の構造です。

準2級プラスで求められる「意見レベル」
高校生の場合、ここを勘違いしがちです。
❌ 深い社会問題の分析
❌ 難しい語彙を使った説明
⭕ 日常レベルの理由+具体例1つ
これで十分です。
合格する「答えの型」完全版
基本テンプレート(最重要)
- 結論(Yes / No)
- 理由(1つでOK)
- 具体例(短く)
- まとめ(なくても可)
実践例(高校生レベル)
Question:
Do you think students should help with housework?
Answer:
Yes, I do.
I think helping with housework is important.
For example, students can learn responsibility.
So, it is good for them.
👉 文法がシンプルでも十分合格圏です。
高校生が減点されやすいパターンと回避法

よくある失敗①:考えすぎて黙る
👉 沈黙は一番の減点要素
→ 多少間違っても話す方が評価されます。

沈黙せずに考えている時はIt’s a difficult question, let me think…などとにかく英語でコミュニケーション取ってみましょう。
よくある失敗②:Yes / No だけで終わる
👉 理由がないと評価が伸びません

理由は1文で大丈夫なので焦らないで。
よくある失敗③:難しい単語を使おうとする
👉 ミスが増えて逆効果

自信がある準2級プラスレベルの単語は入れてみる。余裕がなければ、正しく使える中学英語で十分です。
本番で使える「時間稼ぎフレーズ集」
これを知っているだけで、安心感が違います。
- Let me think for a moment.
- I’m not sure, but I think…
- Could you repeat that, please?

言えた時点で会話は続いている=評価プラス
面接直前1週間のおすすめ練習法
やることは3つだけ
- 質問を見て30秒で答えを作る
- 型に当てはめて声に出す
- 間違いを気にせず最後まで話す

1日10〜15分で十分です。
保護者の方へ
準2級プラスの2次試験は、
暗記量や特別な才能を求める試験ではありません。
- 流れを理解する
- 答え方の型を身につける
- 英語で伝えようとする姿勢を作る
これだけで、合格ラインに到達できます。
準2級プラス2次試験は「戦略型テスト」
英検準2級プラスの2次試験は、
正しく準備した高校生が、確実に点を取れる試験です。
- 内容より「構造」
- 正確さより「継続」
- 難易度より「慣れ」
一次合格はゴールではありません。
2次対策を始めた人から、合格に近づきます。
【保存版】英検準2級プラス|2次試験質問例+模範解答

Question 1|学校生活(超頻出・安全テーマ)
Q.
Do you think high school students should join club activities?
模範解答
Yes, I do.
I think club activities are important for students.
For example, students can make friends and learn teamwork.
So, I think club activities are good for high school students.
解説(なぜこれで高評価か)
- 抽象すぎず、個人の意見として自然
- 「friends」「teamwork」は高校生定番ワード
- 理由は1つ+具体例1つで十分

このレベルでしっかり合格圏
Question 2|スマートフォン・SNS(出題率高)
Q.
Do you think students should use smartphones every day?
模範解答
Yes, I do.
I think smartphones are useful in our daily life.
For example, students can use them to study or contact their family.
So, I think smartphones are helpful for students.
解説
- 賛成・反対どちらでもOK
- 「study」「family」は評価が安定する語
- 難しいIT用語は不要

迷ったら“Yes”でOK。理由を考え始めましょう。
Question 3|勉強・将来
Q.
Do you think studying English is important for high school students?
模範解答
Yes, I do.
I think studying English is important for the future.
For example, students can communicate with people from other countries.
So, English is useful for high school students.
解説
- 面接官が聞き慣れている=評価が安定
- 内容が多少ありきたりでも減点されない
- 「for the future」は万能フレーズ

困ったらこの構文を使いましょう。
Question 4|環境問題
Q.
Do you think students should learn about environmental problems?
模範解答
Yes, I do.
I think it is important to learn about environmental problems.
For example, students can learn how to reduce garbage.
So, I think it is good for students to study these problems.
解説
- 深い知識は一切不要
- 「reduce garbage」「protect the environment」系は安全
- 内容より「伝えようとしているか」が評価対象

環境問題=簡単でOK
Question 5|休日・生活
Q.
Do you think it is important for students to have free time?
模範解答
Yes, I do.
I think free time is important for students.
For example, they can relax and enjoy their hobbies.
So, free time is good for students.
解説
- 自分の経験に近く、話しやすい
- 「relax」「hobbies」は超安全語彙
- 内容が短くても減点されない

緊張したらこの系統が一番楽
どの質問にも使える「万能型まとめ」

もし本番で質問内容が少し違っても、
この型に当てはめれば対応できます。
万能テンプレ
Yes, I do.
I think ~ is important / useful / good.
For example, ~.
So, I think ~.

単語を入れ替えるだけでOK。
面接官目線の評価ポイント
- 多少の文法ミス → 問題なし
- 発音が日本語っぽい → 問題なし
- 内容が普通 → 問題なし
❌ 一番まずいのは
「黙る」「途中でやめる」「話さない」
→ だからこそ
短く・確実に話せる型が最強です。
型の使い方
- 5問すべて音読
- Yes / No を入れ替えて言ってみる
- 「For example」の文だけ差し替える

これだけで2次対策としては十分合格圏
【直前・丸暗記】英検準2級プラス 2次試験|使える英語フレーズ20選

① 考える時間を作るフレーズ(最重要・3つ)
① Let me think for a moment.
(少し考えさせてください)
② Well, I think so.
(ええと、そう思います)
③ I’m not sure, but I think…
(はっきり分かりませんが、〜だと思います)

沈黙より100倍評価が高い
② Yes / No を安全に言うフレーズ(4つ)
④ Yes, I do.
⑤ No, I don’t.
⑥ Yes, I think so.
⑦ No, I don’t think so.

まずは必ず自分の意見を言う
③ 理由を言うときの万能フレーズ(5つ)
⑧ I think it is important.
⑨ I think it is useful.
⑩ I think it is good for students.
⑪ I think it is necessary.
⑫ I think it is helpful.
④ 具体例を出すときの鉄板フレーズ(4つ)
⑬ For example, students can study better.
⑭ For example, they can learn many things.
⑮ For example, they can make friends.
⑯ For example, they can help their family.

内容が少しズレても減点されにくい
⑤ まとめ・締めに使えるフレーズ(2つ)
⑰ So, I think it is good.
⑱ So, I think it is important.

時間が余ったときに使うだけでOK
(なくても減点されません)
⑥ 聞き返し・トラブル対応フレーズ(2つ)
⑲ Could you say that again, please?
⑳ Could you speak more slowly, please?

これを言えた時点で
「会話が成立している」=評価プラス
使い方(直前1〜2日用)
ステップ①
①〜③を声に出して3回ずつ読む
ステップ②
④〜⑫を組み合わせて
「Yes → 理由」まで言う練習
ステップ③
⑬〜⑯を1文足す練習

これだけで即席の合格答案が完成
例:最短合格回答(暗記ベース)
Yes, I do.
I think it is important.
For example, students can learn many things.
So, I think it is good.

文法・語彙がシンプルでも
評価は十分に合格ライン
【重要ポイント】講師目線の一言
準2級プラスの2次試験は、
「上手に話す人」を選ぶ試験ではありません。
- 話そうとしている
- 会話を続けようとしている
- 英語を使っている
これが伝われば、合格点に届きます。
【保存版】英検準2級プラス 2次試験 落ちるNG集(原因と改善策)

面接で落ちた人が実際にやっていたNG集(原因と改善策)
英検準2級プラスの2次試験で不合格になる理由は、
「英語が苦手だから」ではありません。
実際には、
評価の仕組みとズレた行動をしてしまっているケースがほとんどです。
NG① 黙ってしまう(最大の不合格要因)
よくある状況
- 質問が聞き取れなかった
- どう答えればいいか分からない
- 完璧な文を考えようとして止まる
なぜ落ちる?
面接官は「沈黙=話せない」と判断します。
考えている途中かどうかは、伝わりません。
改善策
使うべきフレーズ:
- Let me think for a moment.
- I’m not sure, but I think…

これを言えただけで評価は下がりません。
NG② Yes / No だけで終わる
よくある例
Yes.
No.
なぜ落ちる?
意見問題では
「理由を言う力」が見られています。
Yes / No だけだと、
「会話が続かない」と判断されます。
改善策
👉 理由は1文でOK
例:
Yes, I do.
I think it is important.

これだけで合格圏に戻ります。
NG③ 難しい単語・表現を使おうとする
よくある勘違い
- 「レベルが高い級だから難しい英語を使わないと」
- 「簡単すぎると減点されるのでは」
なぜ落ちる?
難しい表現を使おうとして
- 文法が崩れる
- 途中で止まる
- 言い直しが増える
結果、伝わらない英語になります。
改善策
👉 中学英語で最後まで言い切る
評価されるのは
❌ 語彙の難しさ
⭕ 伝わるか・続けられるか
NG④ 長く考えすぎる(完璧主義)
よくあるタイプ
- 正しい文を作ろうとする
- 間違えないか気にしすぎる
なぜ落ちる?
英検の面接は
「作文」ではなく「会話」です。
長い沈黙は
「英語で反応できない」と判断されます。
改善策
👉 60点で話し始める
- 文法ミスOK
- 単語が簡単でもOK
沈黙して長い間止まらないことが最優先
NG⑤ 質問とズレた答えを続ける
よくある例
質問:
Do you think students should use smartphones at school?
回答:
I like smartphones. I use them every day. My favorite app is…
なぜ落ちる?
- 質問に答えていない
- 意見(should / should not)が不明
と判断されます。
改善策
👉 最初に必ず結論を言う
Yes, I do. / No, I don’t.
これで方向性は合います。
NG⑥ 小さすぎる声・自信なさそうな態度
よくあるケース
- 声が小さい
- 下を向く
- ほとんど聞こえない
なぜ落ちる?
内容以前に、
「会話として成立していない」と判断されることがあります。
改善策
👉 声は少し大きめ+ゆっくり

発音が多少日本語っぽくても大丈夫。
NG⑦ 覚えた答えが飛んで、パニックになる

よくある失敗
- 丸暗記した文章を忘れる
- 途中で止まる
- 頭が真っ白になる
なぜ落ちる?
暗記した「文章」しか準備していないと、
崩れた瞬間に立て直せません。
改善策
👉 覚えるのは「文章」ではなく「型」
- Yes / No
- 理由1文
- 具体例1文
これだけで復活できます。
NG⑧ 聞き返さず、適当に答える
よくある行動
- 聞き取れなかったが、なんとなく答える
- 質問とズレた返答になる
なぜ落ちる?
- 質問理解ができていない
- コミュニケーション不足
と判断されます。
改善策
👉 聞き返すのは減点ではない
使ってOK:
- Could you say that again, please?
- Could you speak more slowly, please?
実は「落ちる人」に共通していること

英語力よりも、共通しているのは👇
- 完璧に話そうとする
- 間違いを恐れる
- 黙る

英検は「挑戦しない人」に点をくれません。
まとめ|NGを避けるだけで合格率は大きく上がる
準2級プラス2次試験は、
- 話そうとする
- 短くても答える
- 会話を止めない
これができれば、十分に合格可能です。
逆に言えば、
この記事のNGを避けるだけで
不合格ラインから合格ラインに移動できます。

【当日保存版】英検準2級プラス 2次試験|面接直前チェックリスト

① 会場に入る前(心構えチェック)
☐ 完璧な英語は不要と理解している
☐ 間違えても最後まで話すと決めている
☐ 黙るより、短く話す方が評価が高いと知っている
👉 この3つができていれば、合格ラインの準備は完了です。
② 入室〜あいさつ(ここは落とさない)
☐ ドアをノックする
☐ Hello. と言える
☐ 指示があったら落ち着いて座る
※ここは英語力はほぼ見られていません
👉 焦らないことが一番大事
③ 音読前チェック(評価ポイント)
☐ ゆっくり読む
☐ 間違えても止まらない
☐ 文の終わりまで読む
❌ 発音を気にしすぎない
❌ 読み直さない
👉 止まらない=高評価
④ 内容理解の質問(安全パート)
☐ 本文の中に答えがあると意識する
☐ 自分の意見は言わない
☐ 簡単な言葉でOK
👉 ここは確実に点を取りにいく
⑤ 意見問題(一番重要)
答える前にこれを確認
☐ まず Yes / No を言う
☐ 理由は1つでOK
☐ 具体例は短く
☐ 文法より「止まらない」
最低限の合格回答型
Yes, I do.
I think it is important.
For example, students can learn many things.

これで十分合格圏
⑥ 困ったときの“即出しフレーズ”
☐ Let me think for a moment.
☐ I’m not sure, but I think…
☐ Could you say that again, please?

言えたら減点なし。沈黙はNG。
⑦ やってはいけないこと(最終確認)
☐ 黙らない
☐ Yes / No だけで終わらない
☐ 難しい単語を無理に使わない
☐ 完璧を目指さない

60点で話し始める勇気が合格を決める
⑧ 声・態度チェック(意外と大事)
☐ 少し大きめの声
☐ 面接官の方を見る
☐ ゆっくり話す
※発音が日本語っぽくても問題ありません
⑨ 退室時(最後の印象)
☐ Thank you. と言う
☐ 落ち着いて退出する

最後まで「会話ができた」印象を残す

試験直前のひとこと(高校生へ)

英検準2級プラスの面接は、
英語が上手な人を選ぶ試験ではありません。
- 話そうとしている
- 会話を続けようとしている
- 英語を使っている
これが伝われば、合格点に届きます。
保護者の方へ(当日用メモ)
- 内容が普通でも問題ありません
- 文法ミスがあっても減点は限定的です
- 一番の失敗は「黙ること」です

準備した型を出せれば合格圏です
