
教科書だけでは英語が続かない

そんなあなたに朗報です!

台湾人でイギリスの大学院を出てIELTS8.0を取った先生に英語の秘訣を聞いたら「フレンズ」を全話観たと言っていました。

英語が流暢な生徒さん複数人も「フレンズ」で英語をマスターしたって言ってたよ。
アメリカで大ヒットした海外ドラマ『Friends(フレンズ)』は、短いエピソード×日常英会話×笑いありで、初心者でも無理なく英語に慣れるのに最適。
この記事では、たった1話(20分)から始められる“超効率ステップ”をご紹介します。楽しみながら続けることで、あなたも1週間後には「日常英語がちょっと聞き取れる!」を実感できるはずです。

私もHULUで視聴中でそれぞれのキャラクターの個性豊かな性格にはまっています


なぜ「Friends」は初心者に最適?

英語学習、特にリスニングやスピーキングの力を伸ばしたいけれど、何から始めたらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、海外ドラマ『Friends』での学習が断然おすすめです。
なぜ『Friends』が初心者にとって最高の教材なのか、その理由を3つご紹介します。
日常英会話中心:友人同士の何気ない会話がメイン

『Friends』は、ニューヨークに住む6人の男女の友情や恋愛、仕事などを描いたシットコム(シチュエーションコメディ)です。
そのため、登場人物たちの会話は、カフェ、オフィス、家庭など身近な設定の中で、私たちが日常使うような自然な表現やスラングが満載なんです。
ビジネス英語や専門用語が飛び交うドラマとは違い、教科書ではなかなか学べない「生きた英語」に触れることができます。

医療系、法律系、SF系の英語ドラマは難しすぎて何度も挫折!

私も楽しく毎日観ています
1話が20分で完結:テンポよく学習でき、隙間時間にもピッタリ
『Friends』の1エピソードは、コマーシャルを除けば約20分。
この「短さ」が学習を継続する上で非常に重要です。
長い映画やドラマだと途中で集中力が途切れてしまったり、時間がなくて見進められなかったりすることがありますが、『Friends』ならちょっとした隙間時間にもサッと学習に取り組めます。
「今日は1エピソードだけ見よう」という目標も立てやすく、達成感を味わいながらモチベーションを維持できます。

20分もない時は一場面(5分足らず)だけで回すのもおすすめです!
繰り返し視聴のしやすさ:好きなキャラや名フレーズでモチベーションが続く
『Friends』には、個性的で魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
皮肉屋だけど実は優しいチャンドラー、おとぼけだけど憎めないジョーイ、完璧主義で神経質なモニカ、ちょっと不思議なフィービーなど、きっとお気に入りのキャラクターが見つかるはずです。
好きなキャラクターのセリフや、有名なジョーク、心に残るフレーズを何度も聞きたくなるので、飽きずに繰り返し視聴しやすいのも大きなメリットです。
自然と耳が英語に慣れ、表現が頭に入ってきます。

好きなキャラを選んでその人の部分だけ特に集中的に聞き取ってみるのは、モチベーションが続いておすすめ。
『フレンズ』キャラクターごとのスラング&決め台詞
ロス・ゲラー (Ross Geller)
古生物学者であるロスは、インテリな一面と不器用な一面が魅力です。
- “We were on a break!” (俺たち、休憩してたんだ!)
- レイチェルとの関係を語る上で欠かせない、彼の代名詞とも言える決め台詞。このセリフが原因で、何度喧嘩になったことか…!
- “Unagi” (ウナギ)
- 自分で編み出した「究極の警戒状態」を指す造語。実際は日本語の「うなぎ」とは全く関係ありませんが、ロスが自信満々に使うところが面白いスラング(?)です。
- “Painstaking” (骨の折れる、非常に手間のいる)
- 彼の学術的なバックグラウンドが垣間見える、やや堅い単語。特に研究について語るときに使うことがあります。
レイチェル・グリーン (Rachel Green)
おしゃれで流行に敏感なレイチェルは、感情豊かな表現が特徴です。
- “No way!” (まさか!/ありえない!)
- 驚きや不信感を表現する際によく使うスラング。レイチェルの感情がストレートに出る一言です。
- “Oh. My. God.” (オー・マイ・ガーッド!)
- フィービーが有名ですが、レイチェルもこのフレーズを多用します。特に大げさに驚いたり、呆れたりするときに、一語ずつ区切って言うのがポイント。
- “I know!” (そうでしょ!/わかってる!)
- 特に友達が自分の意見に同意してくれたり、自分の状況を理解してくれたりしたときに、満面の笑みで言う決め台詞。
モニカ・ゲラー (Monica Geller)
完璧主義で仕切り屋のモニカは、情熱的で時にヒステリックな言動が魅力です。
- “I know!” (わかってるわよ!/でしょ!)
- レイチェルと同じく使いますが、モニカの場合は自分の意見が正しいと主張する際に、より強調して言うことが多い決め台詞。
- “Clean/Neat” (きれい好き/きちんとした)
- 彼女の強迫的なまでの綺麗好きさを表す言葉。何かと「きれい」に関わる表現を多用します。
- “Organized” (整理整頓された)
- 料理や整理整頓が大好きなモニカがよく使う言葉。何事も計画的に進めたい彼女らしい表現です。
チャンドラー・ビング (Chandler Bing)
皮肉屋でユーモアのセンス抜群のチャンドラーは、独自の言い回しが特徴です。
- “Could I be any more X?” (これ以上Xになれるか?/これほどXなことはない!)
- 彼の決め台詞であり、皮肉たっぷりのスラング。「Could I be any more sarcastic? (これ以上皮肉屋になれるか?)」のように使われ、彼のキャラクターを象徴するフレーズです。
- “Binge-watching” (イッキ見する)
- 当時の流行を先取りしていたかのように、テレビ番組などをぶっ通しで見る際に使われるスラング。彼の怠惰な一面を表す言葉でもあります。
- “Alrighty then.” (よし、それじゃあね。)
- 会話を切り上げたい時や、状況を呑み込んだ時に使う、チャンドラーらしい気の抜けた決め台詞。
フィービー・ブッフェ (Phoebe Buffay)
自由奔放でちょっぴりクレイジーなフィービーは、独特の感性を持つセリフが魅力です。
- “Oh. My. God!” (オー・マイ・ガーッド!)
- 彼女の決め台詞中の決め台詞!特に驚いた時や信じられない状況に遭遇した時に、大げさに一語ずつ区切って発音します。
- “Smelly Cat” (臭い猫)
- 彼女の代表曲。歌詞自体がかなりシュールで、フィービーの独特の世界観を表す象徴的なフレーズです。
- “That’s so Phoebe!” (フィービーっぽいね!)
- これは他のキャラクターがフィービーの突飛な言動に対して使うことが多いですが、彼女の個性を表すスラング的な表現です。
ジョーイ・トリビアーニ (Joey Tribbiani)
女性好きで、どこか憎めない愛されキャラのジョーイは、シンプルでストレートな表現が多めです。
- “How you doin’?” (調子どう?/元気?)
- 彼を象徴する決め台詞であり、女性を口説く際のキラーフレーズ。このセリフを聞くと、すぐにジョーイだとわかるほど有名です。
- “Could I be any more X?” (これ以上Xになれるか?)
- チャンドラーの決め台詞を真似して使うことがあり、たいてい間違った使い方をして笑いを誘います。
- “Food!” (食べ物!)
- 食べ物が絡むと目の色が変わるジョーイ。シンプルな一言ですが、彼の食いしん坊な一面をよく表しています。
ステップ1:お気に入りエピソードを選ぶ
英語学習は、「楽しい!」という気持ちがモチベーションを維持するカギです。
特に初心者のうちは、無理なく続けられる工夫が大切。
まずは、心から楽しめるエピソードを選んでみましょう。
『Friends』は全10シーズン、236エピソードと膨大な量がありますが、最初から完璧にストーリーを追う必要はありません。
YouTubeなどで『Friends』のベストシーン集をチェックしたり、好きなキャラクターが活躍する回、有名なジョークが出てくる回などを選ぶのも良いでしょう。
例えば、
- チャンドラーの皮肉が好きなら、彼がジョークを連発するエピソード。
- ジョーイの独特な台詞回しが好きなら、彼の恋愛エピソードやオーディションのシーン。
- レイチェルやフィービーのファッションに注目して、会話の内容よりも視覚的に楽しめる回。
ステップ2:英語音声+日本語字幕で一度視聴
お気に入りのエピソードを選んだら、いよいよ視聴スタートです。
このステップでは、英語音声+日本語字幕で一度エピソードを最後まで視聴します。
このステップの目的は、大きく分けて2つあります。
エピソード全体のストーリーや内容を把握する

いきなり英語字幕や字幕なしで視聴すると、内容が理解できずに挫折してしまう可能性があります。
まずは日本語字幕で全体の流れを掴み、登場人物の感情や会話の意図を把握しましょう。
これにより、次に英語字幕で見たときに、より深く理解することができます。
英語の音に耳を慣らす

日本語字幕を見ていても、耳は英語の音を捉えています。
ネイティブの自然な会話のスピードやリズム、イントネーションを感じ取ることが大切です。
特に、「なんとなく聞き取れそうだな」と感じる簡単なフレーズや短いフレーズに意識を向けてみましょう。
例えば、「Oh my God!」や「How are you?」といった、普段から耳にするような表現です。
ここでは完璧に聞き取れなくてもOK。
まずは英語のシャワーを浴びる感覚で、耳を慣らすことを意識してください。
ステップ3:英語音声+英語字幕に切り替え

日本語字幕で内容を理解したら、次に進むステップは英語音声+英語字幕での視聴です。
このステップは、リスニング力とリーディング力を同時に鍛える上で非常に効果的です。
このステップの目的は、聞き取れなかった部分や意味が曖昧だった部分を英語字幕で確認することです。
- 「あれ、今のフレーズ、なんて言っていたんだろう?」
- 「この表現、どういう意味だろう?」
といった疑問を感じたら、すぐに英語字幕で確認しましょう。
目で文字を追うことで、耳だけでは聞き取れなかった単語やフレーズを正確に把握することができます。
特に、『Friends』には象徴的なフレーズが数多く登場します。
例えば、ジョーイのキメ台詞である“How you doin’?”(調子はどう?)や、ロスがレイチェルとの関係を語る際の有名なフレーズ“We were on a break!”(僕たちは休憩中だったんだ!)などです。
このような印象的なフレーズに気づいたら、ぜひ英語字幕で確認してみてください。
どのような単語が使われているか、どういった状況で使われているかを知ることで、より記憶に残りやすくなります。
この際、知らない単語や表現が出てきたら、後で調べるためにメモを取っておくのも良いでしょう。
ただし、全ての単語を完璧に理解しようとすると疲れてしまうので、まずは全体の内容を掴むことを優先し、特に気になったフレーズに絞って確認する姿勢が大切です。
ステップ4:シャドーイング&ディクテーション

英語字幕で内容を確認し、気になるフレーズをチェックできたら、いよいよ実践的なアウトプットのステップに入ります。
このステップでは、シャドーイングとディクテーションという2つの強力な学習法を取り入れます。
シャドーイング:気に入ったフレーズを真似して喋る
シャドーイングとは、聞こえてくる英語の音声に少し遅れて、影(シャドー)のように真似して発話するトレーニング方法です。英語の音声を聞きながら、発音、イントネーション、リズム、スピードをそっくりそのまま真似て声に出します。
- 練習方法: 英語字幕を見ながら、気に入ったフレーズや短いセリフを選び、何度も繰り返してシャドーイングしてみましょう。完璧に真似できなくても大丈夫です。まずは、ネイティブの話し方やリズムを体感することに重点を置きます。
- 効果: シャドーイングを繰り返すことで、リスニング力が向上するだけでなく、発音やイントネーションが自然とネイティブに近づきます。また、英語を話すための口の筋肉や舌の動きも鍛えられ、スピーキングの流暢さが格段に上がります。
ディクテーション:聞き取った台詞を書き取る
ディクテーションとは、聞こえてくる英語の音声を一字一句正確に書き取るトレーニング方法です。
- 練習方法: 短いフレーズや一文を選び、音声を再生し、聞き取った単語や文を紙やPCに書き出します。最初は全く書き取れないかもしれませんが、諦めずに何度も繰り返し聞いてみましょう。聞き取れなかった部分は、英語字幕で確認し、何が聞き取れなかったのか、なぜ聞き取れなかったのかを分析します。
- 効果: ディクテーションは、リスニング力の向上に最も効果的なトレーニングの一つです。音と文字を結びつけることで、単語の綴りや文の構造が明確になり、正確な聞き取りができるようになります。また、集中力も高まり、聞き間違いや聞き逃しが少なくなります。

私は中国語のテストHSK6級の聴解を難しく感じるので、ディクテーションをしています。リスニングの精度を上げるのに短期間でも効果を感じています。

一流の俳優たちも役になりきるために徹底的にまねしているよ。
それでアメリカ人がイギリス英語を完璧に身につけることもできるから好きなキャラの真似は効果的!

ステップ5:日常で使えるようにアレンジ

せっかく学んだフレーズも、使わなければ忘れてしまいます。
これは、インプットした知識をアウトプットする最も実践的な方法です。
例えば、『Friends』に出てくる有名なフレーズで、フィービーがよく使う“I’m so into you.”(あなたに夢中よ/あなたにゾッコンよ)という表現があります。
このフレーズを覚えたら、以下のように自分にとって身近なものに置き換えて考えてみましょう。
これにより、単なる知識ではなく、生きた表現として定着させることができます。
- 例1:「最近、この新しいアプリにハマってるんだ」 → “I’m so into this new app.”
- 例2:「あの新しいカフェに夢中なの」 → “I’m so into that new cafe.”
- 例3:「最近、この漫画にどハマりしてるんだ」 → “I’m so into this manga.”
他にも、
- ロスがレイチェルに怒って言う“You threw my sandwich away?”(僕のサンドイッチ捨てたの?)というフレーズがあったとします。 → これを応用して、「え、私の資料捨てたの?」“You threw my documents away?” のように、身近な状況に当てはめて表現を組み立ててみましょう。
- ジョーイが女性を誘うときに使う“How you doin’?”(調子はどう?)というフレーズも、友人や同僚にカジュアルに声をかける際に使うことができます。

be going to をgonnaといったりすでに知っている英語を日常会話で少し言い換えてみるとこなれた感がぐっと上がりますよ。

+α活用テクニック

- eJOYや字幕サイトで単語調べ: 動画視聴中に、知らない単語やフレーズが出てきたらすぐに調べられるツールやサイトを活用しましょう。例えば、「eJOY English」のようなブラウザ拡張機能やアプリは、動画の字幕をクリックするだけで単語の意味や例文を瞬時に表示してくれます。これにより、学習の流れを止めずに効率的に語彙を増やすことができます。
- 解説動画・スクリプト利用: YouTubeには、『Friends』の特定のエピソードやフレーズを解説する英語学習者向けの動画がたくさんあります。また、ドラマのスクリプト(台本)を公開しているサイトもあります。これらを活用することで、聞き取れなかったセリフの意味や背景にある文化的なニュアンスをより深く理解できます。ネイティブがどのような意図でその表現を使っているのかを知ることで、表現力がさらに向上します。
- AnkiやQuizletでフレーズ暗記: 学んだ単語やフレーズは、AnkiやQuizletといった単語帳アプリを使って効率的に暗記しましょう。これらのアプリは、忘れそうなタイミングで復習を促してくれる「スペースド・リピティション」という機能があるため、記憶の定着に非常に効果的です。特に、『Friends』で出てきた印象的なフレーズを例文として登録しておくと、実際の使われ方と一緒に覚えることができます。

これらのテクニックを上手に取り入れながら、あなた自身の学習スタイルに合った方法を見つけてみてください。


まとめ & 次の行動

まとめ
ドラマ『Friends』を使った英語学習は、ただ楽しいだけでなく、初心者でも着実に英語力を伸ばせる効率的な方法です。
ご紹介した5つのステップを実践することで、インプットからアウトプットまでをバランス良く鍛えることができます。
- 日本語字幕で流し見る: まずはストーリーを楽しみ、全体の流れを把握。
- 英語字幕で再確認: 聞き取れなかった部分を文字で確認し、印象的なフレーズをチェック。
- 英語字幕だけで聞いてみる:英語の音に慣れていきます。
- シャドーイング&書き写し(ディクテーション): ネイティブの音やリズムを真似し、正確に聞き取る力を養う。
- 日常に応用: 学んだフレーズを「自分ごと」に置き換え、積極的に使ってみる練習をする。
次の行動
さあ、今日から早速『Friends』を使った英語学習を始めてみませんか? まずは、あなたが一番見たい!と思う『Friends』のエピソードを1つ選んでみましょう。
- 学習を始めたら、ぜひあなたの学習記録をSNSでシェアしたり、英語学習コミュニティに参加して、仲間と一緒にモチベーションを維持しましょう!

「できた!」を共有することで、他の学習者にも良い刺激を与えられますよ。

外国人の先生と話す時使ってみて通じたら、うれしくてみんなどんどん英語が上達していくよ。
オンライン英会話もおすすめ。