【英検3級】合格率90％の二次試験落ちる7つの原因は？プロが教える合格対策

落ちないための勉強法、練習方法について二次試験に落ちそうだった生徒さんをみんな合格させた経験をもとに解説しますね。
3分程度で読める記事なのでぜひ合格の参考にしてくださいね。
(2024年12月1日　更新)

記事の信ぴょう性
Koyuki　Xで最新情報更新中
英語指導歴３０年。殿堂入り・大賞受賞講師
英検１級
IELTS 7.0　(スピーキング・リーディング7.5)
普通教員免許　英語（中学・高校）保持
2014年から生徒としてオンライン英会話を１０年間受講。その間、英検１級、IELTS7.0、TOEIC940点取得
ケンブリッジ大学認定CELTA保持
https://www.cambridgeenglish.org/teaching-english/teaching-qualifications/celta/

2024年10月　小学5年生の男の子が英検準2級一次試験を通過されました。
2024年9月　高校2年生の生徒さんが英検準1級の二次試験を通過されました。

英検3級 二次試験 落ちる原因ワースト7

私は大学生に入ってすぐから30年近く小中高生を中心に英検を指導しています。
一次試験対策はもちろんですが、二次試験対策が得意で、英検準１級～5級の生徒さんの頑張りもあり面接対策授業の合格率は100%です。

面接対策の経験が豊富な私が実際に落ちる原因を指摘しアドバイスして合格に導いてきたコツをお伝えしますね。

面接に落ちる7つの原因

• 自信がなさすぎて、声が小さくて聞こえない
• 緊張して早口すぎて何を言っているか面接官に伝わらない
• 態度が悪い
• 面接官が聞いている内容がわからないのに質問に合っていない答えをしてしまう
• 答え終わったのか終わっていないのかわからず変な間ができてしまう
• 長すぎる沈黙
• 質問に全くあっていない答え

英検3級二次試験に合格する7つの対策

1.声を大きくして堂々と答える

普段英語で話すことなどほとんどない日本の普通の小中高生は、いきなり英語で面接となると、自信がなさすぎて、声が小さくて聞こえないようになってしまうのは当然です。

私は英語の面接は緊張しすぎで腹痛になるほど大嫌いなのですが、英検の面接の5分ほどだけ「声を大きくして堂々と答える」ように「演じて」います。

面接対策をしている生徒さんにも声を大きく堂々と話すよう二次試験の5分だけ演じるように伝えます。ただ通常10回の英検二次試験対策のうち最初の1,2回からそんなことできる人はいません！

面接対策を繰り返し、励ましているうちにどの生徒さんも自然と声が大きくなり5分だけでも堂々と話せるようになります。要は習うより慣れよですね。

英検の二次試験対策は、日本人の英検専門講師さんがいるワールドトークさん、KIRIHARA online academyさんの無料体験レッスンでもしてもらえます。

2.ゆっくりはっきり話す

残念ながら、「緊張して早口すぎて何を言っているか面接官に伝わらない」生徒さんはどんなに英語が上手でも落ちてしまいます。人は緊張すると早口になってしまうんですが、それは英語の流暢さとは別なんです。

英検が重視しているのは、文部科学省が目標にする英語でのコミュニケーション能力。

早口の上に欠点を隠すためぼそぼそ声になってしまうと合格できない原因になります。

深呼吸して気持ちゆっくりめにはっきりと言えるよう練習しましょう。

3.態度がいいという印象を与える

英検3級の受験者が一番多い中学生、中2病ですから的に「態度が悪い」状態だと、落ちる原因となってしまいます。

面接の採点基準に「態度」attitudeがあるんです。

反抗期そのものの態度で面接官に悪態をついてしまうと即不合格になってしまうのが現実。

英検の5分だけでも「出木杉君」のような優等生として「演じる」のが合格のコツ。

落ちると合格率90％の英検3級の面接を自分だけまた受けないといけないし、面倒くさいですよ。

4.質問内容がわからなければ聞き直す

「面接官が聞いている内容がわからないのに質問に合っていない答えをしてしまう」ような暴走をしてしまうとコミュニケーション能力がないとみなされ落ちてしまいます。

英検が重視しているのは、英語でのコミュニケーション能力。

質問内容がわからなければ、I beg your pardon. やSorry, could you say that again?などと言ってしっかり質問内容を理解してから、質問に合った受け答えをしましょう。合格できます。

質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。 ただし、不自然に行われたり、繰り返し聞き返したりした場合は、減点の対象となります。 また、質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進む場合があります。

英検公式ページ

5.答え終わったらもじもじしない

意見を聞かれる部分で、「答え終わったのか終わっていないのかわからず変な間ができてしまう」生徒さんは多いです。

少々自信がなくても終わったと思ったら、そこで堂々と終わりましたよという雰囲気を出しましょう。

自信がなく付け足そうかまよったり、流暢に聞こえたほうがいいと思ってさらに話過ぎると泥沼にはまってしまいます。

答えは長すぎなくていいんです。しっかり要点を抑えて2,3文でしっかり答えたら少々不安でも終わったわよという雰囲気を出しましょう！

6.長すぎる沈黙を作らない

英検の二次試験は英語でコミュニケーションできるかどうかです。

想像してみてください。外国人に何か日本語で質問して黙りこくられてしまった時を。

質問したほうも不安になりますよね。万が一、質問が難しく考える時間がほしいと思ったら、Let me think, （少し考えさせてください）やWell, （えっと）など考えている途中ですという表現をすると大丈夫ですよ。

7.質問に合った答えを心がける

「質問にあっていない流暢な答え」は全く評価されません。

質問に合った答えかどうかは採点基準にあります。面接官の質問とちぐはぐな答えにならないよう英語の先生と二次試験の練習をするのが大事です。

中3の半数「英検3級以上」相当　文科省が23年度調査結果公表

文部科学省は９日、全国の公立小中高校を対象にした２０２３年度英語教育実施状況調査の結果を公表した。英語力が中３で「英検３級」相当以上の生徒は前年度より０・８ポイント増の５０・０％、高３で「英検準２級」相当以上は１・９ポイント増の５０・６％となり、いずれも調査を始めた１３年度以降初めて半数に達した。

　政府は、２７年度中にそれぞれ６０％以上にするとの目標を掲げている。文科省は「情報通信技術（ＩＣＴ）を活用するなどして、スピード感を持ってさらなる英語力向上に取り組んでいきたい」としている。

東京新聞　2024年5月9日 17時44分 （共同通信）https://www.tokyo-np.co.jp/article/326105

英検3級 二次試験 問題カード

英検公式ページで英検３級の問題カードが公表されています。

以下からダウンロード可能です。

英検3級面接おすすめの書籍

英検3級 二次試験 対策にはオンライン英会話が使える

二次試験は練習しておくと自然に慣れて落ちる原因が一つずつ消えていきます。
少し練習したい人には以下の英検の指導に慣れた日本人の先生がいるオンライン英会話スクールの無料体験で二次試験対策をお願いするのも落ちる原因をつぶす選択肢となります。

英検面接対策におすすめのオンライン英会話スクール

Kirihara online academy

ワールドトーク

英検3級落ちる原因解消は習うより慣れよ

以上、多くの生徒さんを100％の合格率で二次試験合格に導いてきた私が落ちる原因を受かる要素に変えてご紹介しました。

合格のコツは英検指導の経験豊かな日本人講師と一緒にオンライン英会話を通して慣れるまで練習することです。

二次試験は一次試験と違い対面なので独学だと緊張したり自信がでなくて落ちてしまうことがあります。

自信がなく声が小さかった生徒さんも「習うより慣れよ」で練習すればするほど声が大きくなり堂々と答えられるようになったので、短期集中で上手にオンライン英会話スクールを活用するのがおすすめです。

面接対策だけなら複数の英会話スクールの無料体験でカバーできてしまうかもしれません。

25社のオンライン英会話スクールを比較した以下の記事も参考にしてみてください。