【IELTSスピーキング】バンド7.0で使われるイディオムは語源で即暗記!

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目次

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イディオムは語源を知ることで楽しく覚えられる

IELTSスピーキング試験で高得点を狙うためには、自然な英語表現を駆使することが重要です。イディオムは、英語ネイティブが日常的に使う表現であり、バンド7.0レベルのspeakingに役立ちます。この記事では、バンド7.0レベルで使われるイディオムの語源をいくつかご紹介します。語源を知ることで、イディオムの意味がより深く理解でき、自然な英語表現が身に付きます。

記事の信ぴょう性
Koyuki

英語指導歴27年。殿堂入り・大賞受賞講師
英検1級
IELTS 7.0 (スピーキング・リーディング7.5)
ケンブリッジ大学認定CELTA保持
普通教員免許 英語(中学・高校)保持

18のイディオムをここで効率よく覚えよう

  1. Break a leg (頑張って) 舞台俳優に対して「頑張って」と言いたいときに使われるこのイディオムは、実際には「足を折る」という意味です。スーパースティションから、直接「頑張って」と言うことが不運を招くとされていたため、代わりに使われるようになりました。
  2. Bite the bullet (困難に立ち向かう)
    19世紀の戦争時、麻酔がない状況で手術を受ける兵士たちは、銃弾を噛んで痛みに耐えていたと言われています。そのため、このイディオムは困難に立ち向かうことを意味します。
  3. Cat got your tongue? (どうして黙っているの?)
    このイディオムの語源には諸説ありますが、中世の拷問において、犯罪者の舌を切り取って猫に食べさせたという話があります。そのため、この表現は無言の状態を指します。
  4. Don’t cry over spilled milk (覆水盆に返らず)
    このイディオムは、すでに起こったことをくよくよ悩まず、前向きに進むよう促すものです。語源は、ミルクがこぼれても元に戻すことはできないという事実に基づいていますがもともとは中国語の「覆水难收」(fù shuǐ nán shōu)に由来していると思われます。「覆」は「ひっくり返す」、「水」は「水」、「难」は「難しい」、「收」は「取り戻す」を意味します。つまり、「覆水难收」は、「覆った水は取り戻すことが難しい」という意味で、覆水盆に返らずと同様に、過ぎたことは元に戻らないという意味を表しています。
  5. Hit the nail on the head (正確に言い当てる)
    このイディオムは、正確に問題の核心に触れることを意味します。語源は、釘を正確に打ち込むことから来ており的確な行動や発言を表現しています。
  6. Let the cat out of the bag (秘密をばらす)
    このイディオムは、誤って秘密を明かしてしまうことを意味します。語源は、昔の市場で、猫を袋に入れて豚として売ろうとする詐欺師たちの行為に由来します。袋を開けることで、詐欺が発覚するため、この表現が使われるようになりました。
  7. Out of the frying pan and into the fire (前のめりになる)
    このイディオムは、悪い状況からさらに悪い状況に陥ることを意味します。語源は、文字通り、フライパンから火に飛び込む様子を表しています。
  8. The ball is in your court (あなたの出番だ)
    このイディオムは、テニスなどのスポーツから来ており、次に行動すべき相手が自分であることを示します。相手がボールを打ち返してきた後、自分が次の行動を起こす必要があるため、この表現が使われます。
  9. Under the weather (具合が悪い)
    このイディオムは、健康状態が悪いことを表しています。語源は、船乗りたちが荒れた海で気分が悪くなる様子に由来します。天候が悪いときは、船酔いの症状が悪化するため、この表現が使われるようになりました。
  10. You can’t judge a book by its cover (見かけで判断してはいけない)
    このイディオムは、物事の本質は外見だけでは分からないという意味です。語源は、本の表紙だけでは内容が分からないという事実に基づいています。
  11. A picture is worth a thousand words (画像は千語に値する)
    このイディオムは、視覚的な情報が言葉で説明するよりも効果的に伝わることを表しています。語源は、20世紀初頭のアメリカのジャーナリズム業界で、広告や写真が記事よりも効果的に情報を伝えるという考えに基づいています。
  12. Barking up the wrong tree (誤った方向に努力する)
    このイディオムは、犬が木に登っている獲物を追いかけるが、実際には別の木に獲物がいる様子を表しています。これは、誤った方向に努力していることを意味します。
  13. Burn the midnight oil (夜遅くまで働く)
    このイディオムは、昔の照明器具であるオイルランプを夜遅くまで使って仕事や勉強をする様子を表しています。この表現は、努力家であることを示します。
  14. Cry wolf (うそをつく)
    このイディオムは、有名な物語「狼少年」に由来します。狼少年は、狼が来たと叫んで村人を騙し続けたため、本当に狼が来たときに誰も彼を信じなかった。このイディオムは、うそをつくことや、何度も警告を繰り返すことで信用を失うことを意味します。
  15. Every cloud has a silver lining (困難な状況でも良い面がある)
    このイディオムは、どんなに暗い雲も太陽の光で縁が銀色に光ることから、困難な状況でも何らかの良い面があることを示しています。
  16. Get cold feet (臆病になる)
    このイディオムは、緊張や不安から足が冷たくなることを表しています。これは、重要な場面で臆病になることを意味します。
  17. It takes two to tango (問題は相手も含めてのこと)
    このイディオムは、タンゴのようなペアダンスが二人でなければできないことから、問題や状況は相手も含めてのことであり、一方だけの責任ではないことを意味します。

練習問題にチャレンジ

18のイディオムより確認テスト

  1. 問題: 試験前に友達があなたに言った言葉は何でしょうか?
    a) Bite the bullet b) Break a leg c) Hit the nail on the head d) The ball is in your court
  2. 問題: あなたは困難な状況に立ち向かわなければならないとき、どのイディオムを使いますか?
    a) Barking up the wrong tree b) Burn the midnight oil c) Bite the bullet d) Cat got your tongue?
  3. 問題: 友達が無言でいるときに使うイディオムは何ですか?
    a) Cat got your tongue? b) Don’t cry over spilled milk c) The early bird catches the worm d) A picture is worth a thousand words
  4. 問題: 過去の失敗を悩まずに前に進むことを励ますイディオムは何ですか?
    a) Out of the frying pan and into the fire b) Under the weather c) Don’t cry over spilled milk d) You can’t judge a book by its cover
  5. 問題: 話の要点を正確につかむときに使うイディオムは何ですか?
    a) Cry wolf b) Hit the nail on the head c) Get cold feet d) It takeb two to tango

解答

わかりましたか?

1.b Break a leg
2.c Bite the bullet
3.a Cat got your tongue?
4.c Don’t cry over spilled milk
5.b Hit the nail on the head

正解!語源を知ると一気に覚えられるよね。
speaking対策におすすめ!

まとめ

これらのイディオムをIELTSスピーキング試験で使いこなせるようになると、自然な英語表現力が向上し、バンド7.0レベルでのスピーキングに役立ちます。語源を知ることで、イディオムが持つニュアンスを理解しやすくなり、スムーズに使いこなすことができます。どんどんイディオムを学び、英語力を磨いていきましょう。

IELTSではバンド7.0以上を目指す場合は自然にイディオムが使えていなければいけません。このブログで覚えたイディオムが自然に使えているかオンライン英会話の先生にチェックしてもらうとさらにスコアアップが狙えます。以下に私おすすめのオンライン英会話をご紹介しておきます。下のリンクではお勧めの先生も紹介しています。

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